生後間もない乳児がまた犠牲になった。交際相手の生後5カ月になる長男を暴行し、死亡させたとして逮捕された男(25)は「やったかもしれない」とあいまいな供述をしており、真相解明はこれから。同じアパートの住民には虐待を予見する事態はなかったとして、驚きの声が上がった。

 容疑者は事件当時、沖縄県宜野湾市我如古のアパートで女性と乳児の3人暮らしで、現在も同じ部屋に居住。16日午前7時ごろ、容疑者が作業着姿で軽自動車に乗り込むと、捜査車両3台とバイクに乗った捜査員が追跡。午後には任意同行し同5時半ごろ、宜野湾署で逮捕された。

 宜野湾署は先月11日にも生後2カ月の長女を暴行し、死なせたとして母親(29)を傷害致死容疑で逮捕したばかり。

 続く幼児虐待死に、容疑者の男と同じアパートに住む男性(38)は「8月には自分にも子どもが生まれる。愛情をいっぱい受けて育つはずの赤ちゃんが虐待を受けるのは、本当にかわいそう」と悲しんだ。

 また、隣の部屋に住む男性(39)は、赤ちゃんの夜泣きの声が急に聞こえなくなることがあり、「おかしいな」と感じたという。

 それからしばらくして、玄関前の廊下にはおもちゃの箱が3箱捨てられていた。「あいさつを交わす程度なのでよく分からないが、夫婦げんかをしている様子はなかった。まさか乳児が亡くなっているとは」と驚きを隠さなかった。

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