沖縄県は16日、2021年度までに達成したい沖縄観光の目標として入域観光客数1200万人、観光収入1兆1100億円を掲げる方針を固めた。現計画の1千万人、1兆円を上方修正した。

那覇市内(資料写真)

那覇市内(資料写真)

 同日開いた県観光審議会(会長・上地恵龍琉大客員教授)で提案した。

 審議会は、3月7日に予定している次回会合で答申案に盛り込む。県は、答申を踏まえ、10年先の観光の基本方向をまとめた第5次県観光振興計画(12年度策定)を改訂する。

 入域観光客数についての新たな目標1200万人の内訳は、国内客が現計画通りの800万人。外国客は400万人で、うち半数をクルーズ船で呼び込む。

 観光客1人当たり消費額は、9万3千円(現計画では10万円)、平均滞在日数は4・46日(同5・00日)で、伸び悩んでいる現状を踏まえいずれも下方修正した。延べ宿泊者数は4152万人泊(同4027万人泊)にした。

 15年度の実績は、入域観光客数794万人(うち国内客627万人、外国客167万人)、観光収入6022億円、観光客1人当たりの消費額は7万5881円、平均滞在日数は3・85日、延べ宿泊者数は2259万人泊だった。

 委員らは、新たな目標値は妥当とみている。目標の上方修正に伴い、宿泊施設や2次交通などの受け入れ態勢をいっそう充実させる必要があるとの指摘も上がった。