福岡市・天神地区で、かつて浪人生や学生でにぎわった名物通り「親富孝通り」の近隣住民や商店主らが19日、非行を助長するとして十数年前に消えた旧称「親不孝通り」を復活させることを決めた。秋から始まる歩道のバリアフリー化や街路樹整備に合わせて標識も変更。住民らは「慣れ親しんだ名称でにぎわいを取り戻したい」と話す。

 「親富孝通り」の標識を指す、天神・舞鶴親ふこう通り協議会の重孝義会長=14日、福岡市

 市は決定を受け、名称変更の手続きを行うという。

 地元住民によると、約350メートルの通りには1970年代、近くの予備校に通う浪人生らが集まり、喫茶店主が勉強もせず遊ぶ若者に言った冗談がきっかけで旧称が使われるようになった。(共同通信)