社会福祉法人沖縄コロニー創設者で前理事長の山城永盛(やましろ・えいせい)さんが19日午前5時ごろ、虚血性心疾患のため、那覇市内の自宅で亡くなった。89歳。大宜味村大兼久出身。自宅は那覇市安謝。告別式は21日正午~午後0時45分、那覇市銘苅3の22、サンレー那覇北紫雲閣で。喪主は妻の春枝(はるえ)さん。

山城永盛さん

 山城さんは20代で結核を患い、8年間の療養生活を送った経験から沖縄コロニーの前身である沖縄療友会を1956年に立ち上げ、副会長に就任した。多くの結核患者の治療のため、本土へ送り出す結核対策や特別養護老人ホーム「ありあけの里」などの施設を多く設置するなど、半世紀にわたって沖縄の福祉向上に尽力。アジアの障がい者の自立に向けた活動にも取り組んだ。

 青少年育成事業などに取り組んだ社会奉仕団体「佛桑花の会」を設立し、顧問なども務めた。

 県授産事業振興センター(現・県セルプセンター)の理事長や全国社会就労センター協議会顧問なども歴任。93年に沖縄タイムス社社会奉仕賞、96年に朝日社会福祉賞、2003年に瑞宝双光章(社会福祉功労)、05年に県功労者(社会福祉)など多くの賞を受賞した。