沖縄市内の生活道路で、米軍関係者が運転するとみられるYナンバー車両が朝夕の通学時間帯に猛スピードで通行し、住民らが危険を感じる事例が相次いでいる。16日朝には同市上地で通学中の小学6年生の児童のそばをYナンバー車が高速で通過、母親が事故の不安を同市に訴えた。沖縄市は21日、沖縄防衛局に抗議し対策を求めた。

暴走行為のあった沖縄市の市道

 中嶋浩一郎沖縄防衛局長は仲本兼明副市長の抗議に対し「重大事故につながりかねず、ナンバーなど具体的情報があれば本人に直接指導教育するよう米軍に求める」と応じた。

 沖縄市によると、暴走行為の訴えは市上地などの中の町地域のほか登川など市北部でもあり、基地に通勤する米軍関係者が国道330号や329号の朝夕の渋滞を避けて生活道路を通行しているとみられる。

 中の町地区まちづくり推進協議会の池原幸美会長は「こうした生活道路は道幅が狭い上に、必要な場所で一時停止しなかったり、スピードを出したりしているYナンバー車は日常的に目にする」と指摘。中の町自治会の伊禮幸子会長は「登下校時には毎日、地域の人が協力し事故がないよう見守っている」と話し「それでも、いつ事故が起きてもおかしくない」と不安を訴えた。