バスケットボール男子Bリーグ1部西地区5位の琉球ゴールデンキングスは22日、愛知県体育館で第39戦を戦い、同地区2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズに77-75で競り勝った。通算成績は17勝22敗。

名古屋D-キングス 第1Q、キングスのラモント・ハミルトンがシュートを放つ=愛知県体育館(Bリーグ提供)

 第4Q残り5秒、名古屋Dにリング下のシュートを決められ74-75とされたが、試合終了のブザーと同時にラモント・ハミルトンが逆転の3点弾を決め、劇的勝利を飾った。チーム最多得点はレイショーン・テリーの23得点。

 次戦は25、26日、沖縄市体育館で千葉ジェッツと対戦する。

■ハミルトン「自信を持って打つだけ」

 キングスメンバー全員がコートに飛び出し、歓喜の輪をつくる光景が、劇的勝利を物語っていた。

 試合終了まで残り5秒、名古屋Dにリング下のシュートを決められ74-75。タイムアウトも使い切り、「万事休す」だった。だが、田代直希からラモント・ハミルトンとボールをつなぎ、ハミルトンが3点ラインから1メートル以上離れた位置で放ったシュートは、試合終了を告げるブザーと同時にリングへ吸い込まれた。「フリーな状態で、自信を持って打つだけだった」と満面の笑みで振り返った。

 前半は、岸本隆一が第1Qだけで10得点と攻撃をけん引。レイショーン・テリーや喜多川修平も高確率でシュートを決めた。守備では素早くダブルチームを仕掛けて主導権を握った。しかし、キングスの守備に名古屋Dが対応した後半、最大13点あったリードを縮められ接戦になった。

 それでもテリーが粘り強く加点し、第4Q残り10秒を切った場面では、田代直希が果敢にリングを攻め、ファウルを誘った。伊佐勉ヘッドコーチは「今日の勝利は単なる1勝ではなく、飛躍するきっかけだと信じている」と今後の巻き返しに期待を込めた。