東京MXテレビの番組「ニュース女子」が沖縄の米軍ヘリパッド建設への抗議行動について事実と異なる放送をしていた問題で、同局の放送番組審議会(番審)が、事実関係を再取材した番組を今年上半期中に放送するよう求めた意見書を同局に提出したことが23日、関係者への取材で分かった。

 放送局は番審の意見を尊重して必要な措置を講じ、公表しなければならない。意見書は委員7人の全会一致でまとめた。

 関係者によると、20日に番審が開かれ、1月2、9日放送のニュース女子を審議。委員からは、取材不足で、地上波で放送するレベルに達していないなどの厳しい意見が出たという。番組は化粧品会社ディーエイチシーの子会社DHCシアターが制作した。

 番審はMXテレビに対し、7月1日までに、放送前に番組をチェックする考査体制を充実させ、持ち込み番組に対するガイドラインを作ることも求めた。

 MXテレビ編成部は本紙の取材に「審議会の内容については手続き中であり、正式な開示前の内容に関する質問はお答えできない」と回答した。審議内容や局の見解などの開示には「通常1~2カ月を要する」と説明した。

 放送法は、全てのテレビ局に第三者機関である番審の設置を義務付けている。