2017年(平成29年) 12月17日

沖縄タイムス+プラス ニュース

翁長知事、辺野古新基地の断念要請 岸田外相は言及避ける

 来県中の岸田文雄外相は26日午前、沖縄県庁を訪れ、翁長雄志知事と会談した。知事は外相に、名護市辺野古の新基地建設を断念するよう要請した。また、普天間飛行場の5年以内の運用停止を、辺野古移設の進展と切り離して政府の責任で実現するよう求めた。外相は「しっかり受け止めさせていただきたい」と述べるにとどめ、知事の要請に対する具体的な言及は避けた。一方、辺野古移設を「唯一の解決策」とする政府の立場を、知事に主張することもなかった。

会談を前に握手を交わす翁長雄志知事(右)と岸田文雄外務大臣=26日午前、沖縄県庁

 会談は約40分。冒頭の15分を記者団に公開した。

 知事は外相に、日米地位協定の抜本的な見直しも求めた。

 知事の記者団への説明によると、外相は「日米地位協定は膨大な法体系となっており、改定しようとすると何年もかかる」と説明。

 1月16日にケネディ駐日米大使との間で、米軍属の地位を明確化する補足協定を締結したことなどを強調し、運用の改善で対応する方針を示した。

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