空手発祥の地・沖縄を国内外に発信する拠点として整備された沖縄空手会館(豊見城市・豊見城城址公園跡地)が4日午前、開館した。午前9時半から記念植樹や県無形文化財保持者による奉納演武が行われた。

沖縄空手会館のオープンを祝いテープカットする関係者=4日午前10時半すぎ、豊見城市・豊見城城址公園跡地

 「沖縄の空手・古武術」保存会の友寄隆宏会長は「流派を超え、沖縄の空手が一つになり感無量。国内で例のない素晴らしい施設になった。世界中の愛好家に来ていただき、沖縄の空手の謙虚な心を知ってほしい」と話した。午後からは落成記念式典やシンポジウムがある。一般公開は5日。

 同館は、競技コート4面や鍛錬室を備える道場施設、奉納演武などを行う特別道場、展示施設の3棟で構成される。展示室には空手発祥の歴史や型が学べるコーナーもあり、沖縄の伝統文化の空手・古武道を保存・継承発展させるとともに、世界に1億人いると言われる愛好家や観光客に魅力をアピールする。

 事業費は約65億円。敷地面積は3・8ヘクタール、延べ床面積は7810平方メートル。

 5日は午前9時から午後6時まで一般公開する。県庁から会館までシャトルバスを運行する。始発は午前9時。