沖縄大学メディア研究会は2月24日、県内7大学の学生に実施したメディアリテラシー調査の結果を発表した。普段利用しているメディアは、インターネットが最も多く92・5%。次いでテレビが82・4%で、雑誌(20・7%)、新聞(18・9%)、ラジオ(11・4%)と続いた。新聞は「正確で信頼できる」との見方が多い一方で、習慣的に読む学生は約3割にとどまった。

 調査は昨年9月から今年1月にかけて4年生4人が取り組み、617人から回答を得た。徳永尊廸(たかみち)さん(22)は「大学生がどういうところから情報を得るのか気になり、調査を始めた」と振り返る。

 各メディアに対するイメージは、「正確で情報に信頼を持てる」ものとして新聞を挙げた割合が約4割と、他のメディアに比べて突出して高かった。

 テレビは「役に立つ・身近な情報が出やすい」とのイメージが高く「情報が豊富」との印象は新聞、インターネットと答えた学生が多かった。

 インターネットはスマートフォンでの利用が96・7%で、学習にショッピング、コミュニケーション、音楽やゲームなどさまざまな用途で使用されていることが分かった。

 利用目的は、SNSの読み書きが最も多い81・4%。特に女性は男性に比べてSNSの利用率が高かった。SNSは検索ツールとしても活用されていることが分かり、テレビを視聴しながらスマホに触れる学生が8割に上ることも判明した。

 同研究会の学生たちはアドスタッフ博報堂のアドバイスを受けながら、アンケート用紙の作成、データ入力、分析など一連の作業を手掛けた。島袋翠さん(22)は「エクセルでデータ入力する作業が一番大変だった。朝までかかってまとめたこともあり、つらかった」と思い起こす。

 佐々木琢朗さん(22)は「学んだことは多いが、社会人の調査結果などと比較してみたいという課題が残った。後輩たちが担ってくれたらさらに調査の価値が出ると思う」と期待を寄せた。