春の彼岸に向けて沖縄県産キクの出荷がピークを迎え、県花卉園芸農業協同組合(太陽の花、宮城重志組合長)は6日、全日空(ANA)の羽田行き貨物臨時便などで大菊と小菊、スプレー菊計4千ケースを出荷した。13日まで臨時便4機を運航する。今期は前年比5%減の23万ケースの出荷を見込んでいる。

彼岸用の出荷がピークを迎えた県産キクをアピールする「太陽の花」の宮城重志組合長(左)とANACargo沖縄統括室の高濱剛司室長=6日、那覇空港貨物ターミナル

 内訳は大菊が前年比5%増の6万2300ケース、小菊は1%増の13万9600ケース、スプレー菊が37%減の2万8400ケース。病害虫の発生がなく、12月後半~1月の消灯時期の気温も安定して推移したことから、順調な出荷が予想される。各キクの平均単価は前年並みだという。

 6日は那覇空港の貨物ターミナルビルで臨時便の初便出発式があった。宮城組合長は「沖縄産が重宝されている彼岸用に、ANAの臨時便でより鮮度の高い花を届けられる。責任産地として消費者に喜んでもらえる高品質のものを提供したい」と力を込めた。