北朝鮮が「在日米軍攻撃の訓練」で弾道ミサイルを発射した問題で7日、沖縄県内の基地周辺に暮らす住民や基地反対を訴える市民からは「沖縄が標的になるのでは」と懸念の声が漏れた。

米軍普天間飛行場(資料写真)

 普天間飛行場に隣接する宜野湾市上大謝名区で老人会長を務める男性(77)は「正直怖い。若い人たちのために基地をなくすことが一番いいと思うが、なかなか進まず歯がゆい」と心配した。

 第3次嘉手納爆音訴訟原告団の平良眞知事務局長は「基地が住民にとって危険な存在であることが改めて示された」と強調。嘉手納基地は東アジアで戦略的に重要な位置付けとされているため、真っ先に標的になりうると指摘し、「もともと県民にとって基地は必要ない。被害が出てからでは遅い」と訴えた。

 7日に名護市辺野古のキャンプ・シュワブのゲート前で抗議した男性(69)=宜野湾市=は「新基地建設は軍事機能の強化だ。すぐに標的となるかも」と推測。「沖縄戦のように、また沖縄が日本の防衛の捨て石にならないといけないのか」と述べた。