情報通信業のワイズバンク(沖縄県宜野湾市、奥浜正樹社長)は不動産の売り手の窓口となり、複数の不動産会社を通じてオークションで買い手を探すシステム「イエオク!」を開発し、7日からサービスを始めた。査定額をベースに複数の買い手が競うので価格が上がりやすい。買い手も透明性が高く、新しい情報が入手できる。不動産のオークションシステムは県内で初めて。

高層マンションも増えてきた那覇市内

 同社によると、県内の土地や建物を求めるニーズは高いが、売り物件の供給が少ない。不動産会社が独自に物件を発掘して買い手を探すケースもあり、情報が一般に公開されにくくなっているという。

 「イエオク!」は中立な立場で売り手と買い手のマッチングをサポート。窓口として売り物件情報を収集し、専門家に査定を依頼。査定額を基にオークション開始金額を決め、提携する不動産会社を通して買い手に紹介。双方が合意すれば不動産会社が契約手続きを担う。売却の仲介手数料も低く設定。提携社は9社(7日時点)で、約20社まで増やす考え。

 奥浜社長は「適正価格は買い手が決めるもの。売り主が損をせず、不動産業者も効率的に物件が確保できる」と話している。

 システム利用料は1万5千円で、5月末まで無料キャンペーンを実施。問い合わせは同社、電話098(963)7799。