名護市辺野古の新基地建設への抗議活動中に威力業務妨害で逮捕・起訴された宜野座村の男性(66)が8日、那覇拘置支所から保釈された。弁護側が7日に保釈請求し、那覇地裁の高津戸拓也裁判官が同日に保釈決定を出していた。男性は昨年12月に逮捕されており、3カ月ぶりに身体拘束が解かれた。

(資料写真)キャンプ・シュワブのゲート前に積み上げられたコンクリートブロック=2016年1月28日、名護市辺野古

 男性は「ほっとしている」と語り、「拘置所内では満足な運動もできず、精神的に追い詰められた。仲間の面会が支えだった」と語った。松本啓太弁護士は「罪証隠滅の恐れや逃亡の恐れはなく、不要な身柄拘束だ。もっと早く保釈が認められるべきだった」と語った。

 男性は昨年1月、米軍キャンプ・シュワブのゲート前でコンクリートブロック1486個を積み上げたとして逮捕された。弁護側は「ブロックを積んだことは間違いないが、『威力』に当たらない」などとして、初公判で同罪の成立を争うとした。