2017年(平成29年) 11月22日

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深夜の離着陸相次ぐ沖縄の基地…やむを得ないと米軍トップ 夜間訓練も「必要」

 在沖縄米軍トップのニコルソン四軍調整官は8日、米軍嘉手納飛行場などで米軍機による深夜、未明の離着陸が相次いでいることに関し「パイロットは昼夜、一定の時間を飛ばないといけない」と述べ、運用上、やむを得ないとの認識を示した。嘉手納や普天間飛行場では日米が合意した騒音規制措置が守られず騒音被害が増しており、住民が反発するのは必至だ。キャンプ瑞慶覧で開いた報道機関との意見交換会で述べた。

夜間に嘉手納基地を離陸する米軍機(資料写真)

意見交換会で記者団の質問に答えるニコルソン四軍調整官=8日、米軍キャンプ瑞慶覧

夜間に嘉手納基地を離陸する米軍機(資料写真) 意見交換会で記者団の質問に答えるニコルソン四軍調整官=8日、米軍キャンプ瑞慶覧

 ニコルソン氏は、飛行訓練は日中と夜間でそれぞれ飛行時間が定められていると指摘。日没が早い冬季は、早い時間から夜間訓練に入れる一方、夏季は暗くなるのが遅いため、終了時間も遅くなると説明した。

 また、訓練が制限され必要な訓練ができなければ「在日米軍は非常に危険な状態になる」と述べ、夜間訓練の必要性を強調した。可能な限り地元への影響を少なくするとも述べた。

 日米両政府が推進する方針を示している在沖米軍施設の自衛隊との共同使用に関し「将来的にはキャンプ・シュワブを自衛隊のオスプレイが使用すべきだ」と述べ、自衛隊との共同使用、共同訓練が重要との認識を示した。ニコルソン氏は「私見」と前置きした上で、共同使用は「沖縄の全基地で可能だ」と述べた。また、米軍北部訓練場内で陸上自衛隊が訓練を実施していることも明らかにした。

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