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  • 那覇空港第2滑走路工事で、県は総合事務局に岩礁破砕許可を出した
  • 2月に許可が切れ、岩礁破砕を伴う工事はできなくなっていた
  • 2020年3月供用開始予定だが、県は工期への影響は少ないとの見方

 那覇空港第2滑走路の増設工事で、県は9日、沖縄総合事務局に岩礁破砕許可を出した。総合事務局が2014年に受けた許可はことし2月13日で期限が切れ、その後は岩礁破砕を伴う工事はできなくなっていた。

(資料写真)那覇空港

 総合事務局は1月12日に新たな許可を申請したが、県水産課によると許可区域外に汚濁防止膜設置のためのコンクリートブロックを海底に沈めることを計画。このため県は、海底の地形を変える可能性がないかどうか追加資料や補正を求めたという。2月8、27日の補正書に続き今月6日にも資料提出を受け、設置予定場所の状況を写真などで確認。許可が妥当だと判断した。

 菅義偉官房長官は9日の会見で「できるだけ早く(工事を)再開するように指示した」と明らかにする一方、20年3月の供用開始予定については「確実なことは申し上げられない」と含みを持たせた。ただ、県は護岸で囲われた区域の整備は岩礁破砕とみなされないとの見解を総合事務局に文書で回答しており、工期への影響は少ないとの見方を示している。

 岩礁破砕許可の標準処理期間は45日間で、県は今回、補正に要した日数を除き標準処理期間内に許可した。