沖縄県は沖縄戦で「学徒隊」として動員された旧中等学校全21校の名前などを刻んだ「全学徒隊の碑」を糸満市摩文仁の平和祈念公園に建立し14日、除幕式を開いた。

建立された「全学徒隊の碑」を見つめる元男子学徒ら=14日午前10時すぎ、糸満市摩文仁・平和祈念公園

建立された「全学徒隊の碑」の前で記念撮影する元学徒ら=14日午前10時すぎ、糸満市摩文仁・平和祈念公園

建立された「全学徒隊の碑」を見つめる元男子学徒ら=14日午前10時すぎ、糸満市摩文仁・平和祈念公園 建立された「全学徒隊の碑」の前で記念撮影する元学徒ら=14日午前10時すぎ、糸満市摩文仁・平和祈念公園

 高さ約2メートル、幅約3・4メートルで、同園にある「平和の礎」と同じ黒御影石製。21校の名前と当時の所在地、学徒隊名などを刻んだ。各校の慰霊碑が県内に点在している中、2千人以上の生徒が動員され、過半数が戦没した全容と悲惨さを後世に伝えようと建立した。

 那覇市にあった昭和高等女学校から、看護隊として動員された上原はつ子さん(88)は式典に出席して「どれだけ多くの若い人が戦場に駆り出され、あたら命を失ったのか広く伝わると思う。級友に完成を報告したい」と話した。