【奄美大島で浦崎直己】1944年8月22日に米軍潜水艦の魚雷に撃沈された学童疎開船「対馬丸」の犠牲者を悼む慰霊碑の除幕式が19日、建立された鹿児島県宇検村(奄美大島)の船越海岸で開かれた。

対馬丸慰霊碑の除幕式に出席した生存者や遺族、地元の小中学生ら=19日、鹿児島県宇検村・船越海岸

対馬丸の犠牲者を悼む慰霊碑を除幕する生存者や地元子どもたち=19日、鹿児島県宇検村・船越海岸

対馬丸慰霊碑の除幕式に出席した生存者や遺族、地元の小中学生ら=19日、鹿児島県宇検村・船越海岸 対馬丸の犠牲者を悼む慰霊碑を除幕する生存者や地元子どもたち=19日、鹿児島県宇検村・船越海岸

 沖縄から参加した対馬丸撃沈事件の生存者や遺族、犠牲者を埋葬した宇検区民ら約130人が出席し、犠牲者の冥福を祈り、悲惨な事件を2度と起こさないように継承していくことを誓った。

 6日間漂流し、奄美大島で救助された上原清さん(82)は生存者を代表してあいさつ。奄美大島の住民による救助や犠牲者の埋葬を伝えることが「救われた命の使命」とし、「対馬丸に乗っていた全ての子どもたちから命のバトンを託します」と述べた。