沖縄県宜野座(ぎのざ)村議会(小渡久和議長)は22日午前の3月定例会最終本会議で、8日に発生した米海兵隊UH1Yヘリのつり下げ物資の落下事故に対する抗議決議と意見書を全会一致で可決した。

米軍ヘリによるつり下げ物資の落下事故への抗議決議と意見書を全会一致で可決した宜野座村議会=22日午前

 抗議決議と意見書は、①提供施設外上空での米軍機の飛行訓練の即時中止②着陸帯「ファルコン」の即時撤去③事故原因の徹底究明と結果の速やかな公表―を求めている。

 城原集落に近い米軍キャンプ・ハンセン内の着陸帯「ファルコン」周辺でのつり下げ訓練中の事故で、「落下事故が現実となり、村民を恐怖と不安に陥れたことは戦場さながらの状況で断じて許されない」と批判。

 村民は米軍のオスプレイやヘリから派生する騒音被害や、墜落事故の恐怖と不安に悩まされ、精神状態も限界に達していると言っても過言ではないとし「特に民家上空を低空飛行する機体が見られることは、村民は到底受け入れられず、激しい憤りを感じる」とした。

 日米地位協定の見直しに関する意見書も全会一致で可決した。