【嘉手納】米軍嘉手納基地に由来する大気汚染について、基地に隣接するニライ消防本部屋上での測定値が、海軍駐機場移転が移転した1月中旬前後、黒色粒子と臭気レベル高濃度の頻度が大幅に減少していることが分かった。嘉手納町から委託を受けて調査を進める北海道大学工学研究院調査グループの松井利仁教授が21日夜、町役場で報告した。

嘉手納基地由来の大気汚染物質調査結果を報告する松井利仁教授=21日夜、嘉手納町役場

嘉手納基地(資料写真)

嘉手納基地由来の大気汚染物質調査結果を報告する松井利仁教授=21日夜、嘉手納町役場 嘉手納基地(資料写真)

 報告によると、黒色粒子個数と臭気レベル高濃度頻度は移転前後で、いずれも10分の1程度に減少した。

 一方、発生源については「海軍駐機場と滑走路南側の駐機場と推定された」としており、消防本部だけでなく、さらに広域に調べて基地内の発生源を特定する必要性を指摘した。

 町は新年度に消防本部を含め調査地点を3カ所に増やす方向で、関連予算案を3月議会に提案している。