沖縄地区税関が22日発表した全自動洗濯機の輸入実績によると、2016年の数量は前年比59・4%増の1万5958台、金額は59・4%増の3億7800万円となり、いずれも過去最高となった。国内メーカーが海外に生産拠点を移し、人口・世帯数が増える沖縄に直接輸入されるようになったことなどが要因。

全自動洗濯機の輸入

 全自動洗濯機(1回当たりの容量が乾燥衣類で10キロ以下)の輸入は、13年ごろから急増した。消費税増税を控えた14年は駆け込み需要で前年比で倍増。15年には増税の反動減もあったが、16年は再び盛り返した。16年の輸入実績を日本全体と比較すると、沖縄のシェアは数量で0・39%、金額で0・47%。

 過去5年の輸入を国別でみると、中国やタイがほとんどを占める。16年は中国(9082台、2億318万円)で数量・金額とも半数以上を占める。次いでタイ(6106台、1億5548万円)、ベトナム(760台、1835万台)、米国(10台、50万円)など順だった。

 同地区税関は、業界のヒアリングによると、今後も安定した買い換え需要が見込まれるとし「輸入は現状の規模で堅調に推移するのではないか」とみている。