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  • 沖縄自動車道と自動車専用道路・名護東道路の接続を、政府が検討
  • 生活交通と観光交通の混在で渋滞が発生、対策を求める声があった
  • 美ら海水族館など観光地への交通アクセスの向上が期待できる

 沖縄本島北部地域の観光地へのアクセス向上や名護市内の交通渋滞緩和などを目的に、政府が沖縄自動車道の名護市方面への延伸を検討していることが23日までに分かった。一部で暫定供用が始まっている自動車専用道路・名護東道路(名護市伊差川IC~数久田IC、6・8キロ)に接続させ、沖縄自動車道・許田ICから伊差川ICまでの約8・4キロの区間を信号のない高規格の自動車専用道路(無料)とする方法も選択肢の一つとして検討している。

(資料写真)沖縄自動車道許田IC

沖縄自動車道の延伸計画

(資料写真)沖縄自動車道許田IC 沖縄自動車道の延伸計画

 国土交通省道路局の担当者が検討を始めていることを明らかにした。具体的な検討は今後、本格的に進めるという。

 政府案は、国道58号沿線にある「道の駅」許田がある交差点の信号機を撤去し、信号のない高規格道路として整備。現在、整備を進めている数久田ICに接続させる考え。

 名護東道路は現在、名護市の伊差川IC~世富慶IC間の約4・2キロで暫定2車線(片側1車線)で開通しており、世富慶~数久田間の供用開始に向けた整備を進めており、将来的には4車線での開通に向けた検討を進める計画。

 許田IC~伊差川ICまでの自動車専用道路が実現すれば、観光客らに人気の高い沖縄美ら海水族館(本部町)など本部半島や国頭村、大宜味村の観光地などへの交通アクセスのさらなる向上が期待できる。

 「道の駅」許田の交差点の信号機を撤去した場合、北向き車線で利用が困難になることなどから、出入り用の道路や迂回(うかい)路などの整備の検討も進めるという。

 名護市内の国道58号線沿線は公共施設や商業施設、観光施設などが点在し、それらを利用する生活交通と沖縄本島北部地域への観光交通が混在し、交通渋滞が日常的に発生。渋滞対策を求める声が地元などから上がっていた。