【東京】菅義偉官房長官は27日の会見で、辺野古新基地建設に関し「粛々と工事を進めていきたい」と述べた。「粛々」という単語の使用を約2年ぶりに解禁。2015年4月に、菅氏と会談した翁長雄志知事が「上から目線」と批判して以降、政府関係者は使用を「封印」していた。

菅長官(左)と翁長知事

 翁長知事が昨年末に最高裁判決が示されて以降も、埋め立て承認の撤回など「あらゆる権限を行使して」移設を阻止する方針を示していることを受け、菅氏は「あえて粛々と申し上げた」と説明した。

 上から目線だと翁長知事に思われることは「もうないでしょう」とし、その理由として「最高裁の判決が出て、(互いに協力するという)和解の条項から外れるようなことがあったら、客観的に進めていくことが大事ではないか。粛々というのは客観的に説明することだ」と答えた。