沖縄県議会(新里米吉議長)は28日午前、各派代表者会議を開き、安慶田光男前副知事が教員採用試験や教育長人事などに関与した疑いを巡る百条委員会の設置について協議したが、各派の意見は一致しなかった。野党の沖縄・自民は29日の2月定例会最終本会議で百条委設置の動議を提案する予定だが、与党が反対のため否決の公算が大きい。

安慶田光男前副知事(右)と諸見里明前教育長(資料写真)

 代表者会議では与党3会派が関与の疑いを公表した前教育長の諸見里明氏と安慶田氏の訴訟に発展している点を踏まえ「百条委を司法の調査と平行するべきではない」などとして百条委設置に反対した。

 沖縄・自民は「訴訟内容は名誉棄損(きそん)だ。採用試験や人事への介入があったか、安慶田氏がなぜ説明をせず辞任したか、知事も関わったかなどを議会の権限で調査するために百条委が必要だ」と主張した。