沖縄県内一の生産量を誇る沖縄市産のビワの出荷がピークを迎えている。JAおきなわ美里支店果樹生産部会の島袋秀吉会長ら生産農家が29日、沖縄市役所に桑江朝千夫市長を訪ね、「黄金色」に実り、うま味が凝縮されたビワをPRした。

県内一の生産量を誇る沖縄市産のビワ。大きく、うま味が凝縮されているのが特徴

出荷ピークを迎え沖縄市産のビワを桑江市長(左)に贈呈するJAおきなわ美里支店果樹生産部会の島袋秀吉会長(中央)とびわ専門部長の仲村盛宏さん=29日、沖縄市役所

県内一の生産量を誇る沖縄市産のビワ。大きく、うま味が凝縮されているのが特徴 出荷ピークを迎え沖縄市産のビワを桑江市長(左)に贈呈するJAおきなわ美里支店果樹生産部会の島袋秀吉会長(中央)とびわ専門部長の仲村盛宏さん=29日、沖縄市役所

 市は2008年に県からビワの拠点産地に指定された。県内生産の約9割を占め、贈答用などで東京や大阪など県外に出荷される。県外ではハウス栽培が主流だが、沖縄市の生産農家はすべて露地栽培で、うま味に違いがあるという。

 JAおきなわ中部営農振興センターによると、「日本一早く出荷できる露地栽培のビワ」が売りで、2月中旬から4月上旬ごろにかけてが出荷時期。例年、4月の1週目にピークを迎える。

 出荷されるビワは、大きいもので2Lサイズが1個当たり55グラム。品種は長崎早生。9玉入り1ケースは競り価格で1500円。このほかL、Mサイズが出荷される。天候不良で不作だった昨年に比べ、ことしは味も形もいい高品質になったといい、4トンの出荷を見込んでいる。

 市内には現在15農家がビワ生産を手掛けるが、高齢化に伴い後継者不足も課題という。島袋会長は「今年も非常においしく、素晴らしいビワが実った。露地栽培はうまみが特徴。見た目も大きさも味も高品質で、ぜひ県内の人にも市産のビワを知ってほしい」とアピールした。

 市内ではJAファーマーズマーケット「ちゃんぷるー市場」で販売される。