「沖縄で一番大きな作品展で賞を取れて今後の励みになる」と新垣なつみさん(18)=開邦高卒。「沖縄教育出版賞」受賞が新聞で発表されると、高校の先生や友人からLINEで「おめでとう」との連絡がたくさん入った。同賞は第64回沖展で新設された賞だが、これまで絵画部門では受賞者はなく、新垣さんが初受賞となった。

高校生の「制約」とネコの「自由」の対比を表現した作品「Contrast」と作者の新垣なつみさん=浦添市民体育館

 7匹のネコの「自由さ」と多くの女子高校生が抱える「制約」を対比して色彩豊かに表現した作品「Contrast」。卒業作品として手掛けていた油彩画に、加筆して「チャレンジしてみよう」と応募した。

 沖展会員からは「初々しい作品で好感が持てる」「猫好きならきっと立ち止まってしまうだろう」など、好評だった。

 印象派画家のフェルメールやアンリー・エドモン・クロスから影響を受けたといい「光を意識して描いた」と語る。沖展会場で自身の作品を褒める来場者の感想を耳にして「うれしいけど、ちょっと恥ずかしいかな」と照れた。