翁長雄志沖縄県知事は9日、日本国際貿易促進協会(国貿促、会長・河野洋平元衆院議長)の訪中団に同行し、北京市内などで中国政府関係者らと面談するため、那覇空港を出発した。翁長知事は那覇空港で記者団に対し「3回目の訪問で、一つ一つ前に進んでいる。あらためて経済交流、自治体交流を進めていく」と述べた。12日までの滞在中、福建省での輸入規制緩和などを求める予定。

那覇空港に到着した翁長知事(右)=9日、午前0時10分ごろ

 今回の訪中では、福建―沖縄間の貿易拡大を図るための協力、福建省と県の友好省県20周年で双方の交流活性化に向けた協力を要請し、中国からの観光客拡大に向けた意見交換などを予定している。

 国貿促によると、訪中団は10日に北京の人民大会堂で政府要人と会談するほか、11日は日本の経済産業省に当たる商務部で経済連携についての意見交換会や、関係団体とのフォーラムに出席する予定。12日は中国東北地方の企業を訪問し、帰国する。

 県はアジアの巨大マーケットの中心にある沖縄の地理的優位性を生かし、アジア経済と連動させて県経済の発展を目指している。