宜野湾市立宜野湾小学校(照屋力男校長、児童数804人)が、子どもたちの登下校をICタグで記録し、安全・安心を見守る防犯システム「ツイタもん」を沖縄県内で初めて導入した。子どもたちのカバンにつけたICタグに、玄関に設置した防犯カメラとセンサーが反応し、その様子を記録する。事前の登録で、児童個々の登下校の時間などが分かる。職員室で映像の確認もできるという。

ツイタもんのICタグ(左)とシール

職員室に設置された映像などが確認できるパソコンについて説明する照屋校長=宜野湾小学校

ツイタもんのICタグ(左)とシール 職員室に設置された映像などが確認できるパソコンについて説明する照屋校長=宜野湾小学校

 照屋校長は「新システムの導入で子どもたちの安全対策を向上させたい」と話し、校区の上里広幸愛地区自治会長は「校門や地域での『あいさつ運動』で子どもたちの元気な様子を確認しているが、ツイタもんの導入で、安全確認がより進む」と話した。

 導入のきっかけはNPO法人ツイタもん(大阪市)のシステムを知った市議会関係者が導入先進地の福岡、熊本などを訪れたのがきっかけ。同小では2月にPTA役員が中心となり保護者に導入システムについて文書と資料を送付して理解を求め、新1年生の保護者には入学説明会で案内した。

 学校側によると、児童の半数以上が登録し、11日までにICタグの配布を終えた。個人情報保護の観点から「様子をみたい」とする保護者もいるという。

 ICタグは希望者のみの貸与でカメラ、パソコン機材設置費はすべてNPOが負担し、保護者の負担は一切ない。毎日の登下校情報を学校を通さず、自動的にスマホか携帯電話でメールで伝えるオプション加入は有料。管理はNPOが行う。(翁長良勝通信員)