翁長雄志知事は13日、那覇市内で、本年度採用を含めた若手県職員約150人を対象に講話し、「自分が充実し、幸せであれば一生懸命働ける。家庭と仕事の両立を成し遂げながら、県民へ幸せを与えてほしい」と呼び掛けた。

若手県職員に向け、家庭と仕事の両立を呼び掛ける翁長雄志知事=13日、那覇市西・県男女共同参画センターてぃるる

 知事は「基地問題ばかりと言われるが」と前置きした上で、台湾や香港など海外でのトップセールスの様子を説明。ホテルや工場の進出先として沖縄が注目されているとし、「かつては『日本の南の外れ』だったが、アジア経済のダイナミズムを取り入れ、アジアの中心になりつつある」と県経済の好調さを強調した。

 米軍基地の過重負担に触れ、「発展の最大の阻害要因」と指摘。「返還後は日本とアジアの架け橋、アジア全体の平和の緩衝地帯になるという、沖縄の果たす役割が花開く」と語った。

 自身の「家庭と仕事の両立」についてのエピソードも紹介。「ずっと政治をしてきたが、子供たちの幼稚園から高校時代まで、すべて私がホームビデオを撮ってきた。節目には家族でビデオを見ながら話せるのが、個人的な『豊かさ』かなと思う」と笑顔を見せた。