沖縄地区税関は14日、豊見城市の麻薬探知犬管理センターで、11代目の麻薬探知犬「オスカー号」を公開した。訓練の様子も紹介され、約20個のスーツケースの中から、薬物のにおいが付いたケースを探し当てた。

11代目麻薬探知犬オスカー号と調教師の松堂正吾さん(左)=14日、豊見城市・麻薬探知犬管理センター

 オスカー号は、雄のラブラドルレトリバー。今年2月から那覇空港国際線ターミナルなどで検査を担当している。調教師で密輸対策企画室の松堂正吾さん(27)は「オスカー号と一緒に一歩ずつ成長していきたい」と意気込んだ。

 県内では昨年、1度の押収量としては国内最大級の覚醒剤(約600キロ、末端価格400億円以上)の密輸事件が発生し、台湾人の男らが逮捕された。外航クルーズ船寄港も過去最高を更新しており、水際の取り締まりは重要度を増している。

 沖縄地区税関では「麻薬は国民の安心安全を脅かすもの。水際で密輸を止めることが重要だ」と力を込めた。