野菜中心の食生活を取り入れたダイエット講座で、累計300キロのぜい肉を撃退した-。野菜ソムリエプロの堀基子さん(55)=浦添市=の取り組みが15日、第6回野菜ソムリエアワード(主催・日本野菜ソムリエ協会)の野菜ソムリエ部門で銀賞に輝いた。堀さんは受賞を喜び、「長寿県復活に向け、肥満率を下げたい」とさらなる活躍を期した。

第6回野菜ソムリエアワード最終選考のソムリエ部門で銀賞を受賞した堀基子さん=15日、東京都千代田区(堀基子さん提供)

10キロ減の受講生18人、5キロ減が41人

 大会はソムリエや団体が1年間の活動を紹介し、日本一を決める。堀さんは本紙副読紙「ほ~むぷらざ」の連載で外科医とタッグを組み、野菜の魅力を発信していることを説明。さらに、自身の15キロの減量体験をもとに、野菜ダイエット講座を開設した活動をアピールした。

 講座にはこれまで延べ140人が受講し、3カ月で10キロ以上痩せた受講生が18人、5キロ以上痩せたのは41人という。「累計で300キロ以上のぜい肉を撃退してきた」と強調。座学だけでなく、野菜の収穫体験やバイキングでの食べ方など実践的なレッスンも行うことで「楽しみながら野菜に親しんでもらえるよう、心掛けている」と訴えた。

 同協会の上原礼美(あやみ)さんは「最終選考で堀さんは200人以上を前に力強く、観客を引きつけながらプレゼンをしていた」と評価。「自身の経験を生かし、社会的意義のある活動をどうやるのかという視点は説得力があった」と受賞の経緯を語った。

 堀さんは「今、30代の子育て世代のお母さんたちが一日に必要な野菜の3分の2しか取れていない現状がある。つまり、その家庭の全員に野菜が不足している」との問題意識を持つ。「だからこそ、地元の野菜を使ったレシピで正しい食生活を知ってほしい」と、長寿県復活を目指す決意を語った。

 堀さんのダイエット講座などの問い合わせは、沖縄野菜プロジェクト協同組合、電話098(951)0831。