2017年(平成29年) 12月19日

沖縄タイムス+プラス ニュース

「基地があるから余分にもらっていると誤解され・・・」翁長知事、課長級以上職員へ講話

 沖縄県の翁長雄志知事は20日、那覇市内で開かれた県の管理者特別研修で、課長級以上の県職員を対象に講話した。知事は内閣府で一括計上される沖縄関係予算について「『沖縄振興予算3千億円』などと報道されるため、沖縄県は予算を取った上に、基地があるから3千億円余分にもらっていると誤解される。この『すれ違い』を乗り越えるのは大変難しい」と、正確な認識を持つよう要望した。

「沖縄振興予算」に対する正しい認識を持つよう県管理職へ呼び掛ける翁長雄志知事=20日、那覇市西・県男女協同参画センターてぃるる

 他の都道府県は予算が省庁ごとに計上されるため、総額が見えづらいが、沖縄関係予算は総額発表される。知事は「県民も、政府が基地を預かっている沖縄に配慮していると思うのではないか」と指摘した。

 一方、昨年、全国知事会に「米軍基地負担に関する研究会」が設置されたことにも触れ、「沖縄への理解も進んでいる」とした。

 復帰以前は基地関係収入が県民総生産の5割を占めたが、現在は5%まで低下したことを挙げ、那覇市の新都心地区など基地返還後の跡地利用の経済効果も強調。「基地が返還されればされるほど、まちづくりが進み、収入も増える。管理職はこの認識を持って、県の21世紀ビジョンを将来につなげるため、力を貸してほしい」と呼び掛けた。 

これってホント!? 誤解だらけの沖縄基地
沖縄タイムス社編集局編
高文研
売り上げランキング: 24,236

あわせて読みたい

関連リンク

沖縄タイムス+プラス ニュースのバックナンバー

アクセスランキング

ニュース 解説・コラム
24時間 1週間
24時間 1週間