参院選から一夜明けた11日朝、沖縄選挙区で初当選を果たした伊波洋一さん64は、宜野湾市の自宅で10万票差の圧勝を伝える新聞に目を通しながら「この票差を大きな力にして、辺野古断念を日米政府に訴えていきたい」と決意を新たにした。

当選から一夜明け、新聞に目を通す伊波洋一さん(左)と成子夫人=11日午前9時9分、宜野湾市嘉数

 昨夜は深夜まで各支部を回り、選挙戦を共に戦った支援者らと喜びを分かち合った。午前4時ごろに就寝したが、6時半には起きて沖縄タイムスなど各紙に目を通し、当選の実感をかみしめた。

 仏壇に線香を供え、亡き母に「国政の場で頑張るので見守ってください」と当選の報告。妻の成子さん59がお茶を差し出すと、笑顔で受け取り「家で久しぶりにお茶を飲みます」とほほを緩めた。

 伊波さんは今後の取り組みについて「基地はこれ以上いらないという県民の意志を国政の場で訴えていく」と力強く話した。