【小橋川慧通信員】沖縄戦や沖縄の米軍基地問題を描いた、ジャン・ユンカーマン監督のドキュメンタリー映画「沖縄 うりずんの雨」の上映会が8日、カナダで沖縄系の人が最も多いアルバータ州レスブリッジ市の公共図書館で行われた。主催したのは同市在の和美・マースィエンセンさん(旧姓銘苅、浦添市出身)とエドモントン市在のビッキー・トレンチャードさん(旧姓奥武、父親が那覇市首里出身)。予想を上回る80人が鑑賞した。

上映会の主催者、和美・マースィエンセンさん=カナダ・レスブリッジ市公共図書館前띱

 上映に先立ち、和美さんは謝意を述べ、「沖縄の〈怒(いかり)〉日米への抵抗」の著者でバンクーバー市在の乗松聡子さんから、英文パンフレットをはじめ多大の助言や支援があったことに触れた。

 2時間余の上映後、ウチナーンチュ大会の参加者から「沖縄の印象は『美しい自然、心の優しい人たち』だったが、戦争の後遺症という過酷な面があることを知った」などの感想が聞かれた。

 ユンカーマン監督は「映画を見て悲しい気持ちになっただろう。でもそれが70年以上も続いている沖縄の人々の現状だ」という内容のメッセージを主催者に送った。