沖縄県うるま市長選で県内11市のうち9市の首長でつくる「チーム沖縄」の島袋俊夫氏が3選を果たしたことに、政府関係者からは安堵(あんど)の声が上がった。

当選確実の速報に、拳を突き上げ喜ぶ島袋俊夫さん(中央)=23日午後10時35分、うるま市みどり町・選対事務所

 米軍普天間飛行場に伴う名護市辺野古の新基地建設を進める政府は、来年1月の名護市長選やその後の知事選を見据え、結果を注視していた。

 ある政府関係者は「宮古島と浦添の市長選で勝った『チーム沖縄』の流れを維持できるかという選挙だった」と語る。その上で、現職が勝利する結果に「翁長雄志知事に、どれだけの勢いが残っているかも分からない」と、辺野古阻止を掲げる「オール沖縄」勢力の弱体化を指摘した。

 別の関係者は「(うるま市長選は)辺野古と直接の関係はない」としながらも、「政府方針に反対される方が勝つと、我々も苦しい」と、現職の勝利に安堵した。

 ■自民・古屋氏「意義は大きい」

 自民党の古屋圭司選対委員長は23日深夜、うるま市長選で安倍政権が支援した現職の島袋俊夫氏(64)が3選を果たしたことについて「今年行われた(同県)宮古島、浦添両市長選に続き、わが党の推薦候補が連続当選したことは、国政上の意義も極めて大きい」とのコメントを発表した。