2017年(平成29年) 12月11日

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辺野古きょう護岸建設に着手 埋め立て第一段階、基地建設は重大局面に

 沖縄防衛局は25日、沖縄県名護市辺野古の新基地建設に向け米軍キャンプ・シュワブ沿岸部を埋め立てる護岸建設工事に着手する。滑走路建設に向けた埋め立て工事の第一段階となる作業で、大量の石材や土砂などが投下されれば原状回復は困難となる。1996年の普天間飛行場返還合意から21年、新基地建設は重大な局面を迎える。

(資料写真)沖縄県名護市辺野古沖

 辺野古新基地は、国内で復帰後最大の米軍基地建設事業で、2014年の事業着手後、埋め立て工事は初めてとなる。県は、岩礁破砕行為を確認次第、工事差し止め訴訟などで対抗する考えだ。

 今回、防衛局が着手するのはシュワブ北側の「K-9護岸」と呼ばれる箇所で、埋め立て地の外枠となる堤防の一部。政府は、護岸が完成した箇所から土砂を投入し埋め立て工事を本格化させる。年度内にも土砂を海中へ投下する方針だ。

 防衛局は土砂を投入して後戻りできない状況にすることで、反対が根強い県内に「あきらめ感」を醸成する狙いがあるとみられる。

 防衛局は護岸工事に向け、汚濁防止膜の設置を終えるなど工事への準備を整えてきた。投票行動への影響が懸念されたうるま市長選が終わったことから、環境が整ったと判断した。

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