【読谷】米陸軍トリイ通信施設を離陸した大型米軍ヘリが3月と4月に読谷村内の上空でつり下げ訓練しているのが確認された問題で、村や村議会を中心に抗議と訓練の恒常化に反対する村民大会の準備を進めていることが24日、分かった。村や村議会、区長会、老人会、婦人会、青年会などの各種団体で近く実行委員会を立ち上げ、5月の大型連休明けの開催を調整している。

米陸軍トリイ通信施設方面から海上に向かい、車をつり下げて訓練する米軍の大型ヘリ。後ろは読谷村楚辺集落=19日午前11時16分、北谷町宮城海岸から撮影(読者提供)

 実現すれば、米軍基地から派生する被害に関する村民大会は2012年11月の米兵による住居不法侵入・傷害・器物損壊事件(村文化センター)、13年5月のオスプレイのトリイ通信施設飛来(渡具知ゲート前)に次いで4年ぶりとなる。

 村や村議会からは3月下旬の抗議決議と沖縄防衛局への中止要請から1カ月もたたないうちに再発したことを問題視する声が根強い。沖縄防衛局は「住民の安全を配慮するのは当然」としながらも、訓練は必要との認識で、村と村議会による24日の要請に対しても米軍側に中止を働き掛ける考えはないとしている。(中部報道部・溝井洋輔)