沖縄県読谷村は26日午前の庁議で、米陸軍トリイ通信施設を拠点とした同村内での米軍つり下げ訓練に抗議する村民大会を5月11日に同施設の渡具知ゲート前で実施する方針を固めた。村は村議会や老人会、婦人会などの各種団体でつくる実行委員会を近く立ち上げ、抗議内容や日程などを詰める。

 実行委員会の事務局となる村によると、1回目の実行委員会は5月2日午後4時から村役場で開催する。つり下げ訓練への抗議と合わせ、普天間飛行場所属MV22オスプレイの村内での飛行、嘉手納基地でのパラシュート降下訓練、沖縄防衛局が名護市辺野古の新基地建設に向けて米軍キャンプ・シュワブ沿岸部の護岸工事に着手したことへも抗議の意志を示す方向だ。

 米軍基地から派生する被害に対する村民大会は2013年5月にトリイ通信施設渡具知ゲート前で開かれたオスプレイ飛行反対に次いで4年ぶりとなる。

 トリイ通信施設を離陸した大型米軍ヘリが3月と4月に村内上空でつり下げ訓練しているのが確認された。村と村議会は24日に沖縄防衛局に抗議したが、翌日にはオスプレイ2機が計3回離着陸している様子が確認されていた。