100円均一ショップやファストファッションには、値段のわりには品質やデザイン・性能もいい商品が多く、長引くデフレ経済の下で根強い人気を誇っています。一方で、あふれるモノに囲まれて暮らすのをやめ、家具や衣類、生活用品をギリギリまで減らし、本当に必要な物、お気に入りの物を見極め、シンプルな生き方を追い求める人たちも増えています。2014年に関西から沖縄に移住し、月間200万PVの人気ブログ「持たない暮らし、使い切る暮らし」でさまざまなノウハウを紹介している管理人ちゅらさんが、沖縄タイムス「W」に登場です。片付けに悩んでいるあなた、スッキリ暮らしたいあなた、必見です。

 「家を片付けて、物を捨てたら、お金がたまる」-。信じられないかもしれませんが、そんな素敵な三段論法が本当にあるのです。

 連載2回目は、超低金利が続く今の経済で、損はしたくないけど、タダ同然の金利で預け続けるのもどうなんだろう、と悩むタイムスWTデスク(タイムスの「T」だそうです)と、ゼロ金利時代の資産の作り方について話しました。「片付け」と「お金」って、がっちり結びついているんですよ。

 

ちゅら Tさん、銀行預金の金利を見て、ため息をついているとか?

Tデスク そうなんですよ。本当に時間外にATMで現金下ろしたら手数料として消えてしまうぐらいの利息しかもらえなくて。しかも税金で20%もっていかれるという。

ちゅら もしかして運用は定期と財形貯蓄だけですか?

T えっ、普通そうなのでは? ちゅらさんは定期はやっていないのですか?

ちゅら 定期もしていますが、その他にも10年くらい長期分散投資を続けています。

T 長期分散投資? 「投資」ってハイリスクハイリターンで、何の知識もないわれわれ庶民には縁のない話ですよ。

 

ちゅら そんなことありませんよ(笑)。だいぶ誤解されていると思います。

 それでは、具体的に教えていただけませんか。そもそもよく分かっていなくて・・・。

ちゅら まず長期分散投資とは、毎月積み立てたお金を、長い期間かけて投資し続けていくものです。分散というのは、一つの商品だけでは暴落したりするリスクがあるので、いくつかに振り分けて投資をするという意味です。ここまで分かりにくくないですか?

T はぁ、何となく。

ちゅら たとえば、個人投資家である私たちが上場企業の株を買おうとすると、それなりの資金が必要になってしまいます。(トヨタ自動車だと最低でも約61万円=2017年4月26日現在)。でも、たくさんの個人投資家から資金を集めてプロが運用する「投資信託」なら、月に5千円~1万円くらいの資金からムリなく投資ができるようになっているんです。

T 月5000円なら飲み会に2回行けるか行けないかぐらいですね。

ちゅら ・・・そ、そうですね(笑)。しかも株だけではなくて、不動産や債券など日本、米国、アジア、他の新興国などいろいろな金融商品を買うことができるようになっています。子どもの学費や生活費が優先で、手元にあまり資金がないという子育て世代でも投資しやすいんですよ。

T でも、定期や財形は元本が保証されていますが、投資信託は預けた額より損する恐れもありますよね? バブル崩壊やリーマンショックのように大損したり、素人なのであの手この手でだまされたりしないかという恐怖が先立ってしまって・・・。