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  • 記録的豪雨が通勤ラッシュの石垣島を直撃。各地で道路が冠水した
  • 水位が最大70センチまで上昇し「車から出られない」と立ち往生も
  • 渋滞や迂回で混乱が続き「もう仕事に間に合わない」と住民ため息

 4月の1時間雨量が観測史上最大を記録するなど猛烈な雨が降った沖縄県石垣市内では26日午前、各地の道路で相次いだ冠水が朝の通勤ラッシュを直撃し渋滞が発生した。通行止めで迂回(うかい)を余儀なくされたり、立ち往生したりするなど一時混乱した。

冠水した道路が通れず、バイクを押して歩道を歩く市民=26日午前9時58分、石垣市真栄里(新垣玲央撮影、画像の一部を加工しています)

 冠水は午前8時前からひどくなり、市道や県道の中には最大60~70センチまで水位が上昇した所もあった。石垣市消防本部には「車から出られない」などの通報も相次いだ。

 石垣市真栄里では、タクシー2台がボンネット近くまで水没し立ち往生。乗務員の60代男性は「会社に言われて待機しているが、どうしようもない。こんなの初めて」と、がくぜんとした様子だった。

 自宅に帰る途中で車が止まった前津太郎さん(84)は「病院に行った帰りだったが、まさかこんなことになるとは。子どもに電話したけど、もう危ないから来るなと言った」と話した。

 石垣市真栄里の美容室で働く平良克吉さん(50)は「ここはよく冠水するが、ここまでひどいなんて」。出勤途中で足止めを食らった慶田盛桂子さん(49)は「もう仕事には間に合わないけど、怖いから車を動かせない」とため息交じりに話した。