沖縄県内では最年長の6歳でデビューした遅咲きの警察犬ガンタ号(8歳)が、2週連続で警察署長賞を受賞した。雨が降る中、行方不明の高齢男性を用水路内で見つけたり、容疑者の家を付き止めたりした。パートナーを組む沖縄県警刑事部鑑識課の宮平守巡査長(44)は“おじさん犬”の活躍に「遅くデビューしたので、早く賞を取らせてあげたかった」と喜んだ。

与那原署長賞を受賞した警察犬のガンタ号とパートナーの宮平守巡査長(左)、仲地隆穂署長=27日、与那原署

 与那原署長賞の表彰式は27日、同署内であった。同署によると、ガンタ号は3月21日、行方不明だった高齢男性の足跡や臭いを追跡し、用水路内に居た男性を探し当てた。当日は雨が降り、追跡の難易度の高い捜索だったという。

 ガンタ号は褒美の犬用ガムを首にかけてもらい、ご機嫌な様子だった。20日には、糸満署管内で住居侵入の容疑者の足跡や臭いを追跡して家を突き止め逮捕につなげたとして表彰された。