【東京】稲田朋美防衛相は28日の会見で、うるま市で起きた元海兵隊員の軍属による暴行殺人事件から1年となったことを受け、「将来のある若い女性が、残虐かつ卑劣な犯罪で命を落としたことについて、怒りと同時に悲しみを感じている」と述べ、犠牲になった女性を悼んだ。

稲田朋美防衛相

 事件を受け、軍属の定義を明確にするため今年1月に締結した日米地位協定の補足協定について、「米軍属に対する管理、規律が一層強化され、軍属による犯罪の効果的な再発防止につながるよう努力していく」と述べた。

 軍属の従業員の契約更新について日米間で半年ごとに共有するため、第1回の作業部会開催へ最終調整していることも明らかにした。

 県内には、これらが抜本的な解決策につながらないとして、在沖米海兵隊の撤退や日米地位協定の改定を求める声が根強い。