アフリカのガーナ共和国の子どもたちに楽器や筆記用具などを贈った那覇市立松城中学校1年の谷口蒼美菜(あみな)さん(12)に1日、ガーナの地域の有力者がお礼を言うため、来沖した。感謝の言葉を掛けられた谷口さんは「ガーナは人の優しさが沖縄と似ている。また行きたい」と喜んでいた。

谷口蒼美菜さん(左)に感謝の色紙を手渡すガーナ共和国ポクアセエリア王のニー・オットー・クワミ5世=1日午後、那覇市久茂地

 父親がガーナ人の谷口さんは昨夏、クラウドファンディングで集めた支援金15万円を元手にリコーダーと色鉛筆を買い、現地の学校へ行き子どもたちに贈った。

 行きの飛行機の中で偶然会って活動内容を知った東京都在住のガーナ人のニー・オットー・クワミさんが、沖縄県内企業の視察に合わせて谷口さんにお礼を言いたいと申し出たという。

 面会を設定したプロモーション会社によると、ニーさんはガーナのある地域で「キング」と呼ばれている有力者だという。ニーさんは「ありがとう。ガーナの神はあなたの人生がより良くなるように祈っています」とメッセージを書いた色紙をプレゼント。

 谷口さんは「会いに来てくれたことにとてもびっくりした。現地の子どもたちと一緒に遊べて楽しかった思い出があります」と応じた。