ピアニストで県立芸術大学の岩崎セツ子名誉教授がこのほど、フランスの国家功労勲章(オフィシエ)を受章した。音楽活動など、長年日仏交流に積極的に貢献してきたことが評価された。10日、東京都のフランス大使公邸で叙勲式が予定されている。

岩崎セツ子名誉教授

 岩崎さんは東京都出身。東京芸術大学を首席で卒業後、1968年に渡仏。オーケストラのソリストとして活躍し、90年の芸大開学に伴い来沖した。

 以後、後進の育成や沖縄フランス協会発足、フランス名誉領事就任など幅広い活動で沖縄とフランスの関係構築に尽力してきた。近年は、同国からの観光客への対応で力を発揮している。

 同国からは国家芸術文化勲章や功労勲章(シュバリエ)も受けている。

 岩崎さんは「今後も皆さんの役に立つことをしていきたい。とりわけ、西洋音楽の敷居が低くなるような活動に貢献したい」と話した。