【石垣】八重山農林高校(山城聡校長)ライフスキル科の2、3年生は1日、熊本地震からの復興を願って被災地へのメッセージを書いた三角灯籠53個を作製した。13、14の両日に熊本県南阿蘇で開かれるイベント「灯物語」に向けたもので、生徒らは「一日も早い復興を願う思いを石垣島から届けたい」と話した。

熊本地震からの復興を願い、作成した三角灯籠を手にする生徒たち=石垣市・八重山農林高校

 同校は昨年10月、熊本県の「熊本暮らし人まつり みずあかり」に合わせ、校内で灯籠に明かりをともして復興を願う企画「結あかり」を開催。その縁で、今回のイベント関係者からメッセージを寄せてほしいとの依頼があった。

 生徒たちは灯籠に「結」「心」「和」などの文字や、被災地に寄りそうメッセージを思い思いに書き込んだ。

 「結」の文字と八重山のミンサー柄を描いた篠田楓さん(17)は「熊本と石垣、他の地域もつながって、手を取り合って一日も早い復興へ頑張ろうという気持ちを込めた。いつの世までも長生きで笑顔でいられるように」と話した。

 同じく「結」を描いた安里桃子さん(17)は「地震の時、阿蘇にいた兄の寮が倒壊した。兄は無事だったけど友人は生き埋めになった。人ごとじゃない。被災者の傷は癒えないと思うけど、前を向いて一緒に頑張ろうという思いを届けたい」と力を込めた。