第69回沖展で、初めて実施した「みんなの1点賞」に選ばれた東光二さん(61)=八重瀬町=は10日、受賞作の水彩画「シダの生ける杜・比地川」を沖縄タイムス社に寄贈した。

沖展「みんなの1点賞」に輝いた作品を沖縄タイムス社に寄贈した東光二さん

 初夏の早朝、朝日が差し込むヤンバルの森に流れる比地川を、P120号の大作で表現した。「自分の手元に置くより、多くの人の目に触れる機会になれば」と寄贈理由を説明した。

 本土でイラストレーターとして約30年間生活し、50歳で帰郷した東さん。「沖縄の風景を描きたいという思いが募っていた。心癒やされる沖縄の自然を描いている」と話す。

 作品は23日から那覇市民ギャラリーで始まる東さん主宰の絵画教室の展覧会や、8月の個展でも展示される。