復帰45年の「5・15平和行進」(主催・同実行委員会、沖縄平和運動センター)の行進団が12日午前、沖縄県読谷村役場と県庁前からそれぞれ出発した。辺野古新基地建設反対など平和への願いを胸に、中部・基地コース(14キロ)と南部・戦跡コース(19・2キロ)を国内外の計690人(午前9時半現在)が歩く。14日まで3日間行われる。

県庁前から南部・戦跡コースに向けた出発した「5・15平和行進」の行進団=12日、那覇市泉崎

 南部コース出発点の県庁前では同センター副議長の比嘉京子県議が主催者あいさつし、「平和憲法に逆行する国の方向性の中で沖縄は翻弄(ほんろう)されている。私たちの望む平和な国づくりに向けてまい進しよう」と呼び掛けた。団長で高教組の山崎実組織部長は「参加者全員で『平和』を共有しよう」と訴えた。

 元那覇市職員の嘉数正光さん(58)は復帰後も米軍基地の負担は変わらないとし、「沖縄だけに基地が集中するのは差別だ。いつまで苦しい思いをさせられるのか」と歩みを進めた。