沖縄市立比屋根小学校(宮平守市校長)で8日、新聞を活用した総合学習が行われた。授業では「夢の実現に向けて」をテーマに6年1組の児童らが新聞の記事からキーワードをピックアップ。それを基に数人のグループで意見交換を行い、自分の夢の実現のために今できることを発表した。

ワラビーを手に授業をする佐久間教諭=5月8日、沖縄市・比屋根小学校

 授業を行った佐久間洋教諭は冒頭、本紙「ワラビー」に掲載された県出身マジシャンMASA MAGIC(マサ・マジック)さんのインタビュー記事を紹介。MASAさんが夢を実現するために取り組んだことは何か質問し、児童は紙面を読みながら「夢を口に出す」「あきらめない」「自分を信じる」などと挙げていった。その後児童はグループに分かれ記事を読んだ感想を話し合い、最後にまとめとして自分の夢をかなえるために今できることを発表。「接客業をやりたいので言葉遣いをよくする」「エンジニアや大工さんになりたいので、自分の考えを言えるようにする」など具体的な意見を出し合った。

 当日はNIE実践指定校の同市立高原小学校の教諭ら約50人も視察に訪れ授業の様子を見守った。日本新聞協会のNIEアドバイザーでもある佐久間教諭は「新聞は子どもたちの考える力を伸ばす教材としてさまざまな使い方がある。これから年間を通して、一つの記事から考えを深める取り組みをしていきたい」と話した。

 授業を受けた知花拓将君は家でもよく新聞を読むといい、「新聞は今起きているいろんなことが分かるので楽しい。記事を通して友達と考えを共有できたのがよかった」と話した。