2017年(平成29年) 11月21日

沖縄タイムス+プラス ニュース

比嘉大吾、沖縄9人目の世界チャンプ 日本初、初戦から全KO ボクシングWBCフライ級

 世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチが20日、東京の有明コロシアムで行われ、同級1位の比嘉大吾(21)=浦添市出身、宮古工業高出、白井・具志堅スポーツ=が、前王者のフアン・エルナンデス(メキシコ)から計6回のダウンを奪って6回2分58秒TKO勝ちし、新王者に輝いた。

WBC世界フライ級新王者となった比嘉大吾(中央)は具志堅用高会長(左)らとポーズをとって喜ぶ=20日、東京・有明コロシアム(金城健太撮影)

6回、TKO勝利

 戦績は13戦13勝13KOとなり、デビューから全KOでの世界王座奪取は日本人初の快挙。正規王者としては平仲信明氏以来25年ぶりで、暫定王者の江藤光喜を含め9人目の県勢チャンピオン誕生となった。

 比嘉は6回終盤に右アッパーを決めると、ボディーを効かせながらロープに詰めてラッシュで畳み掛け、6度目のダウンを奪って王座を獲得した。

 目標としてきた具志堅用高会長と同じ21歳で世界王者に上り詰めた。リング上で歓喜の涙を流した比嘉は「たくさんの人に支えられてここまで来られた。『絶対に倒してやる』とこの試合に懸ける気持ちは強かった。会長のような偉大な世界チャンピオンになりたい。わんもカンムリワシないん(俺もカンムリワシになる)」と力強く誓った。

 師匠の具志堅会長は「世界チャンピオンになると約束してくれたので、信用していた。本当に素晴らしい試合をしてくれた」とまな弟子を褒めたたえた。

倒せる自信あった

 比嘉大吾の話 最高です。1ラウンドは取られたと思ったが、つかまえて接近戦になれば倒せる自信があった。具志堅会長のような偉大な世界チャンピオンになりたい。

 比嘉大吾(ひが・だいご)宮古工高で競技を始め、14年6月プロデビュー。15年7月に敵地タイでWBCユース・フライ級王座獲得。昨年7月に東洋太平洋同級王座奪取。強打が持ち味の右ファイター。浦添市出身。21歳。

名伯楽のミット―ボクシング王国・沖縄金城眞吉の道
磯野 直
沖縄タイムス社
売り上げランキング: 635,938

野球・ゴルフ・サッカー・バスケ・・・プロからアマまでスポーツ全記事、読み放題! >>「沖縄タイムス+プラス スポーツ」

あわせて読みたい

関連リンク

沖縄タイムス+プラス ニュースのバックナンバー

アクセスランキング

ニュース 解説・コラム
24時間 1週間
24時間 1週間

注目トピックス