石垣島白保竿根田原(さおねたばる)洞穴遺跡で発掘された国内最古の約2万7千年前の全身人骨を含む「旧石器人骨」が20日から西原町の県立埋蔵文化財センターで一般公開されている。21日まで2日間で400人以上が訪れた。

歴史を塗り替える旧石器時代の貴重な人骨を熱心に見学する親子=21日、西原町・県立埋蔵文化センター

 旧石器時代の人骨群は人為的に葬送され、国内初確認の旧石器時代の墓域(墓地)で、世界最大級の同時代の人類遺跡とみられている。1体の全身人骨は、港川人骨(約2万2千年前)の記録を塗り替えた。

 浦城小3年の多嘉良浬(かいり)君(9)は「人間の骨はあんな形しているんだ」と驚いた様子。具志川高1年の久田陽紀さん(15)は「沖縄には火山が少ないので、骨がちゃんと残っていると学んだ」と知識を深めた様子だった。同センターの濱口寿夫副参事は「来場者の多さにびっくりしている。今後も関心が広がるよう期待している」と話した。 一般公開は28日まで。入場無料で午前9時~午後5時(最終入場は同4時半)。月曜日休館。問い合わせは同センター、電話098(835)8751。